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9月, 2023の投稿を表示しています

認知症の方が安心して暮らせる為の宇都宮市の新しい取り組み

 令和5年8月から、宇都宮市では 1.地域生活安心サポート事業(見守りグッズの配布など)と、 2.認知症事故救済事業(認知症の事故に関する保険制度)がはじまりました。 認知症の方の徘徊(はいかい)行動とは、認知症になると、場所や、行き先が分からなくなったりしたり、自宅への帰る道順が分からなくなってしまう事があります。もしも、認知症の方が、道で迷っても帰れるようにする為に、いち早く本人の異変に気付ける地域にしていく事が重要となります。 その為に、ご本人に、小型端末機を持ち歩いていただける場合には位置探索システムというものがあります。行方不明になったとき、ご家族が携帯電話やパソコンから位置情報を検索して現在位置を特定できるものです。宇都宮市では初回登録料金及び、毎月の利用料金の一部助成をしています。 位置探索システム以外にも、地域生活安心サポート事業として、地域の方の協力を得て捜索したり、お声をかけたりする事ができるように、認知症の方が身に着けやすい「見守りグッズ」と、地域の方が参加しやすい「捜索支援アプリ」が提供されています。利用料金は無料です。 (ご家族・地域の方(協力者様)ともに、宇都宮市への事前申請が必要です。との事) さらに、もしも、認知症を原因として、事故が起きてしまった場合には、認知症事故救済事業というものがあります。宇都宮市が一定の補償を行ってくれるもので、保険料金は無料です。保険加入者は、宇都宮市の要介護認定を受けている方は、一定の条件に該当している場合に自動加入の対象となって、手続き不要で加入できます。また、介護サービスを利用していないなど上記に該当しない方では、見守りグッズを申請することで加入することができるとのことです。

世界アルツハイマーデー記念講演会を聞いてまいりました。

とちぎ健康の森 講堂にて基調講演と対談を拝聴しました。 講演会は、2部構成となっており、 第一部は基調講演「認知症とは?~認知症の症状・治療について~」でした。その後、宇都宮市では、認知症の相談先として、①地域包括支援センター25か所ある事。②オレンジサロンを4か所開設されている事。③認知症カフェ4か所がある事等の説明を受けて、第2部として「家族が認知症になったら?~誰かとつながる事の大切さ~」として対談がありました。 講演を聞きまして、私の心に残った事は、 「(認知症になったとき)昔の当人は今は居ない。(今は)新しい当人がいる。」というものです。認知症になった本人を支えるご家族は、さぞ、驚かれた事でしょう。認知症と診断を受けても大切な家族(思い出がたくさんある家族)でしょう。その当人は今はいない。新しい当人がいる。という事を、受け止め、受け入れていくのだという事。 「今 もの忘れがあって、(記憶を忘れるまでの)一瞬一瞬の中で生きている当人が、そのままの当人には変わりがないんだ。」「もの忘れをするようになっても、私は私なのよ。変わりはないわ。」というメッセージに触れた時、「はい。そうですね。」と合点がいきました。 これから、認知症を発症すると推計される人口の割合は、確実に増加すると思われます。けれども、わたくしたちは、皆様のそばで、ふとした小さな事でも寄り添えるサポートを常に心掛けたい。と考えています。

県のボラセンに団体登録をしてきました。

 本日は、栃木県の生涯学習ボランティアセンターを訪問しまして、ボランティア団体として登録してきました。

お知らせ::事務局が無人時にお電話を頂きました皆様へ

【お知らせ】事務局が無人時にお電話を頂きました皆様へ   本日(令和5年9月6日)、私共の事務局において電話設備を更新致しました。さらに事務局が不在の時には、お電話を頂きますと自動的に当団体の携帯電話に転送をするように設定する事と致しました。 これまで、お電話を頂いておりながら私共が不在時には電話が繋がらずに、ご不便をお掛けしていたかと存じます。 此れからも、寄り添う介護サービス辻が幸を、宜しくお願い致します。